問題29:妨害?三振?

問題29:妨害?三振?

問題29

一死1・3塁。カウントは2ストライク。そこで三塁走者は本盗を狙い、スタートを切りました。思い切りよくホームへヘッドスライディング!
しかしその投球は三塁走者の体にあたり、転々としている間に一塁走者は一気に三塁へ到達しました。走者が当たった投球はストライクゾーンを通過しようとしていました。
この場合、どうなる?

①打者は3ストライクの宣告を受けてアウト、三塁走者は妨害でアウト。3アウトで攻撃終了、得点は0。
②打者は3ストライクの宣告を受けてアウト、得点は認められる。一塁走者は1つだけ進塁が認められ、二死2塁で再開。
③打者には打撃の機会がなかったのでボールカウントはそのまま。三塁走者は妨害でアウト。一塁走者は戻されるので、二死1塁で再開。
④打者には打撃の機会がなかったのでボールカウントはそのまま。得点は認められる。一塁走者の進塁も認められて、一死3塁で再開。

問題29:妨害?三振?


【問題29の解答】

②打者は3ストライクの宣告を受けてアウト、得点は認められる。一塁走者は1つだけ進塁が認められ、二死2塁で再開。


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2ストライク後に、本盗を企てた三塁走者が正規の投球にストライクゾーンで触れた場合に関しては、公認野球規則6.05(n)に定められています。
無死または一死の場合は、打者アウトで得点が認められ、その他の走者にも1つの進塁が許されます。二死の場合は、打者アウトで得点は認められません。
今回の場合は一死なので、解答は②になります。
—————————
珍しいケースでしたね!


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