振り逃げ

振り逃げ

記録:三振

第 3 ストライクが宣告されたとき次の条件を全て満たしている場合、打者は振り逃げを試みることができる。

  1. 第 3 ストライクの投球を、捕手が正規に捕球しなかった。
  2. 一塁に走者がいない。または、一塁に走者がいてもアウトカウントが二死である。

1はピッチャーの投球をノーバウンドで捕球できずに、ワンバウンドさせてしまった場合、が該当します。決め球のフォークボールやスライダーなどの変化球で三振を取りにいった場面で打者がスイングしたけれども空振りし、キャッチャーが投球をノーバウンドで捕球できずワンバウンドした場合などが当てはまります。

振り逃げには 「暴投での振り逃げ」と「 補逸での振り逃げ」があります。

→「暴投:ワイルドピッチ と 補逸:パスボール」を参照

 

961_0045

ピッチャーは最初からワンバウンドさせるつもりで投げているので、キャッチャーに落ち度はありませんが、上記の2つの条件を満たしていれば、打者はスイングをしたかどうかに関わらず、ストライクであれば、振り逃げを試みることができます。

ですので、その場合、もったいないので打者は一塁に走りましょう!

961_0028

 

 

振り逃げで出塁した場合はアウトカウントが増えませんが、記録上は三振となりますので、1イニング4奪三振ということも可能です。

 

練習問題をどうぞ!

問題1:振り逃げ(基本問題)

問題2:振り逃げ(応用問題)

 

 

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コメント

    • ぼのにーさん
    • 2013年 10月 22日

    振り逃げは、ルールがちゃんとわからないとできない、防げないプレーの1つですね。振り逃げができる条件や、見逃し三振でも振り逃げはできるということを知らない人も結構いるようなので、知っているかどうかで、出塁のチャンスが大きく変わってくると感じます。

    • コメントありがとうございます!
      振り逃げという呼称が、振らないといけないと勘違いを招く原因かもしれませんね^^;
      公認野球規則には振り逃げという呼称は出てきません。いわば俗称なんですよね。。
      なのであえて紹介をさせていただきました!

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