問題54:投球が球審のマスクに挟まった!
問題54
一死3塁。カウントは3-2。打者は空振りしましたが、捕手は投球を捕球できず、そのボールは審判のマスクに挟まってとまってしまいました。
この場合、どうなる?
①二死3塁で再開
②一死1・3塁で再開
③三塁走者生還で得点1、一死1塁で再開
【問題54の解答】
③三塁走者生還で得点1、一死1塁で再開
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今回は、投球が球審のマスクに挟まってとまった場合の処遇に関する問題でした。
投球が球審や捕手のマスク、または道具に挟まって止まった場合、カウントに関わらずボールデッドとなり、各走者は1つの進塁が許されます。またその投球が、第3ストライク、もしくは第4ボールだった場合は、走者だけでなく、打者にも一塁が与えられます(5.09(g)、その【原注】)。
問題のケースでは三塁走者には1つの進塁権が与えられ生還、打者には一塁が与えられます。
ということで答えは③でした。
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投球が第3ストライクの場合は、打者の記録は三振(いわゆる振り逃げ)、守備側には投手の暴投か捕手の捕逸が記録されます。
また第4ボールの場合は、打者の記録は四球です。
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