スコア問題26:打順誤り(基本問題)

スコア問題26:打順誤り(基本問題)

以下のシチュエーションではどのようなスコア記録になるでしょうか??

 

打順 1 2 3 4 5 6 7 8 9
打者 A B C D E F G H I

 

1.二死走者一三塁

1.2アウト走者1・3塁

1.二死走者一三塁 

 

2.続いて4番の打者D打順だが、6番の打者Fが入った。

2.続いて4番の打者D打順だが、6番の打者Fが入った。

2.続いて4番の打者D打順だが
6番の打者Fが入った。 

 

3.打者Fは右中間に大きなあたりを打った。

3.打者Fは右中間に大きなあたりを打った。

3.打者Fは右中間に
大きなあたりを打った。 

 

4.三塁走者Aはホームイン。一塁走者Bも三塁をまわりホームに向かった。

4.3塁走者Aはホームイン。1塁走者Bも三塁をまわりホームに向かった。

4.三塁走者Aはホームイン。
一塁走者Bも三塁をまわり
ホームに向かった。

 

5.右翼手は本塁に送球したが、クロスプレーはセーフ。その間に打者Fは三塁に到達した。

5.ライトは本塁に送球したが、クロスプレーはセーフ。その間に打者Fは三塁に到達した。

5.右翼手は本塁に送球したが
クロスプレーはセーフ。
その間に打者Fは三塁に到達した。 

 

6.続いて7番の打者Gが打席に入った。

6.続いて7番の打者Gが打席に入った。

6.続いて7番の打者Gが打席に入った。 

 

7.投手は三塁に牽制球を投げた。

7.ピッチャーは三塁に牽制球を投げた。

7.投手は三塁に牽制球を投げた。 

 

8.しかしこれが悪送球となり、三塁走者Fは本塁に走りホームイン。

8.しかしこれが悪送球となり、3塁走者Fは本塁に走りホームイン。

8.しかしこれが悪送球となり
三塁走者Fは本塁に走り
ホームイン。 

 

9.ここで守備側から打順が違うとアピールがあった。

9.ここで守備側から打順が違うとアピールがあった。

9.ここで守備側から打順が違う
とアピールがあった。 

 

 

各走者・打者のアウト、進塁の記録及び、次打者は誰になるでしょうか?

 

【問題26解答】

打者F:正位打者として認められ、二塁打(打点2、自責点2)+送球間の進塁

走者F:投手の失策により進塁(失点1、失策1、自責点0)

走者A・B:打者Fの打撃結果により進塁

次打者→打者G

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不正位打者が打席が完了した後、ピッチャーが次の投球をしたりプレイをしたり、企てる前までにアピールをしなければ、不正位打者は正位打者として認められてしまいます。記録は全て認められ、アピールが認められないことになります。

6番の打者Fは4番の打者Dの打席に入って打席を終えましたが、守備側はアピールする前に牽制球を投げプレイをしてしまったのでアピールは認められず、打者Fが正位打者として認められます。記録もそのまま正規の記録となり、走者A・Bの得点も認められます。6番の打者Fが正位打者となったので、次打者は7番の打者Gとなります。打順を飛ばされてしまった打者D・Eはこのまま飛ばされたままで、通常通り3番打者Cの次の打席となります。

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打順の誤りの解説はこちら

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