問題62:投球が打者の体に当たった!盗塁は?






問題62:投球が打者の体に当たった!盗塁は?

投手の投球が打者に当たっても、よける意思がないと判断されれば死球にはならず、ボールとなります。

以下のシチュエーションで走者が盗塁を試みた場合、盗塁は認められるのでしょうか?

 

1.1死走者2塁

Baseball (37)

2.投球と同時に走者スタート、投球はホーム手前でバウンドし打者に当たったが、充分よけれる球だったと判断されボールと宣告された

Baseball (38)

3.走者は三塁に到達

Baseball (39)

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Q この場合、走者の記録はどうなるでしょう?

  1. 投球がボールなのだから、盗塁はそのまま認められる

  2. 体に当たったためボールデットになり、走者は元の塁に戻される

  3. 投手にワイルドピッチの記録がつき、走者は三塁の進塁が許される

 

 

 

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【問題62の解答】

② 体に当たったためボールデットになり、走者は元の塁に戻される

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打者に投球が触れた場合は、デッドボールにならなかった場合でもボールデットとなります。各走者は進塁できず、盗塁を試みた走者は元の塁に戻されます。(6.08(b)【付記】)

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ちなみに、投球がたとえワンバウンドでも、打者によける意思があった場合は死球、ない場合は通常の投球とみなされます。(6.08(b)(2))このプレーでは打者によける意思がないと判断されたため、死球は認められずボールとなりました。

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