問題2:打席に複数の打者が交代で入ったら??

問題2

打席に入った打者Aが初球、ど真ん中のストレートを見逃したところで監督が代打のコール。1ストライクから打者Bが打席に立ちました。
打者Bは思い切りスイングしましたが、自打球で負傷…やむを得ず打者Cを代打に。
2ストライクから代打に出た打者Cも空振りに終わり、結果は三振。

スコアラーは最後に打席にいたCに三振を記録しました。
このスコアラーの判断は正しいでしょうか?

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【問題2の解答】

三振は打者Bに記録される。よってスコアラーの判断は誤り。

——————————

ルールブックには「一打席に三人の打者が代わって出場し、三人目の打者が三振に終わったときには、二ストライクが宣告されたときに打撃についていた打者に、三振と打数を記録する」(10.16(b)注)と明記されています。

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これは打席に立った打者が2人のときも同じで、第2ストライクを宣告された打者に三振を記録します(10.16(b))。2人の時は、第2ストライクを受けた打者がもっとも多くのストライクを受けたことになるから、という解釈からだそうです。
3人の時は平等にストライク1コずつ取られているのに…と思うのですが、これがルールです。
——————————

みなさん、正解でしたか?

ちなみに、打者Cが三振以外の記録(四球や安打、凡打等)で打撃を完了したときは、すべて打者Cの記録になります。
三振だけは、カウントによる打者のディスアドバンテージを配慮したルールになっているんですね!

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