問題38:振ったバットがミットに当たった!

問題38:振ったバットがミットに当たった!

問題38

無死1塁。初球、打者はバントの構えからバスターに切り替え、スイングしましたが空振り。スイングしたバットが捕手のミットをかすめました。
また一塁走者はスタートを切っており、二塁に到達しました。


この場合、どうなるでしょう?またどんな記録が付く?

①打撃妨害で打者出塁。捕手には失策が付く。一塁走者の進塁は、打者走者の押し出し。
②打撃妨害で打者出塁。捕手の記録はなし。一塁走者の進塁は盗塁。
③打撃妨害で打者出塁。捕手には失策が付く。一塁走者の進塁は盗塁。

問題38:振ったバットがミットに当たった!


【問題38の解答】
③打撃妨害で打者出塁。捕手には失策が付く。一塁走者の進塁は盗塁。

—————————
守備側が打者の打撃を妨害した場合には、打者には一塁が与えられます。問題のケースのように、バットがミットに当たった場合は打撃妨害として打者には一塁が与えられます(6.08(c))。
この時、スタートを切っていた走者の記録と、捕手の失策の有無が今回の問題でした。

まず走者の進塁ですが、打撃妨害が起きたとしても走者が盗塁を企てていれば盗塁が記録されます(7.04(d)、10.07(a)【注2】)。打者走者に押し出されての進塁(四球のときなど)のようにも見えますが、今回のケースでは盗塁が付くのです。
また打撃妨害が起きたときには、その妨害をした野手に失策を記録します(10.12(c))。

ですから今回の答えは③になります。
—————————
ちなみに打撃妨害は、打席は完了していますが、打数には入りません。
見落とされがちな記録に関する規則ですね。


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