問題62:投球が打者の体に当たった!盗塁は?

問題62:投球が打者の体に当たった!盗塁は?
投手の投球が打者に当たっても、よける意思がないと判断されれば死球にはならず、ボールとなります。
以下のシチュエーションで走者が盗塁を試みた場合、盗塁は認められるのでしょうか?
1.1死走者2塁
2.投球と同時に走者スタート、投球はホーム手前でバウンドし打者に当たったが、充分よけれる球だったと判断されボールと宣告された
3.走者は三塁に到達
Q この場合、走者の記録はどうなるでしょう?
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投球がボールなのだから、盗塁はそのまま認められる
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体に当たったためボールデットになり、走者は元の塁に戻される
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投手にワイルドピッチの記録がつき、走者は三塁の進塁が許される
【問題62の解答】
② 体に当たったためボールデットになり、走者は元の塁に戻される
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打者に投球が触れた場合は、デッドボールにならなかった場合でもボールデットとなります。各走者は進塁できず、盗塁を試みた走者は元の塁に戻されます。(6.08(b)【付記】)
ちなみに、投球がたとえワンバウンドでも、打者によける意思があった場合は死球、ない場合は通常の投球とみなされます。(6.08(b)(2))このプレーでは打者によける意思がないと判断されたため、死球は認められずボールとなりました。
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